ハッピーポケット(就労継続支援B型&生活介護)

レポート#3

2022年11月8日(火) 晴れ

 

堺区にあるハッピーポケットに行ってきました !(^^)!

私、山崎が病院デイケアで働いていた頃に

何度も行かせていただいた多機能型事業所です。

 

南海高野線 浅香山駅からすぐの場所にある

関西大学 堺キャンパスと大和川の間の

住宅地に建つ一戸建てになっています。

一階が生活介護、二階が就労継続支援B型事業のスペースです。

 

ここの特徴は何といってもアットホームなところ。

いつ行っても、温かい雰囲気で迎えてくれて

まさに名前の通り”ハッピー“な気分になります。

 

朝は体操と散歩。

運動も健康を保つために大事なことと考えていて

散歩のプログラムを続けておられます。

「ひとりでは続けられなくても、みんなと一緒なら歩ける」と

この日も2キロ近くの道のりをのんびり散歩してきたそうです。

 

その他にも健康への取り組みとして

看護師さんと嘱託医がそれぞれ月に一度、ハッピーポケットを訪問して

利用者の健康チェックをしてくれます。

 

就Bの作業はおもに座ってできる軽作業で

現在は輪ゴムの袋詰めやネジの検品・袋詰めなどをされています。

生活介護では、日常生活動作への意識づけ・習慣づけ、

創作活動などをメインにそれぞれが思い思いの作業をしています。

 

一階と二階のスペースを行ったり来たりできるのも良いところ。

支援学校などを卒業して、ハッピーポケットにやって来た利用者の中には

慣れるまでは一階と二階を行ったり来たりしながら

自分の居心地のよいところを探す人もいるそうです。

また静養できるスペースもあって

しんどい時や一人になりたい時に横になって過ごすことができ

喫煙をする利用者のための喫煙スペースもあるので

自分に合った気分転換をしながら無理なく参加することができます。

 

「一人ひとりに合わせた参加ができるように」、

「その人の得意・不得意や、その日によって変わる本人のペースに合わせて対応する」と

スタッフの原田さんはハッピーポケットのモットーを語ってくれました。

 

私もハッピーポケットさんとのお付き合いは長いですが

たしかに原田さんのおっしゃる通り”一人ひとりに寄り添う”ということを

スタッフの皆さんがとても大切にされている雰囲気がいつもあって

それがハッピーポケットを訪れる度に感じる”温もり”なんだろうなぁ

と今回の訪問であらためて思いました。

 

帰り際、作業を終えた箱の上に利用者の名前札が置いてあるのに気がついて

「あれは?」と質問すると

作業の出来をチェックしたり、指導したりするだけでなく

「その出来栄えから、その人の“今の調子”をとらえることができるから」

という説明をいただきました。

その説明からも

さりげなく利用者の体調や気分をキャッチして寄り添うという

ハッピーポケットの姿勢がにじみ出ているなぁと感じました。

 

現在、就Bのほうでは利用者を募集しているとのことです。

ゆるやかに、まずは一歩ふみ出すところから始めてみたいという方に

温かな雰囲気のハッピーポケットをおススメします。

 

お昼ご飯は一食350円のお弁当を注文することができます(その他、持ち込みも可)。

場所や距離にもよりますが、自宅送迎にも対応していらっしゃるので

お近くの方は一度、見学に行かれてみてはいかがでしょうか?

 

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(山崎)