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ケアを深める読書会の特長

【ケアを深める読書会(オンライン)について】

9月13日(金)にケアを深める読書会(オンライン)Vol.2-5を開催しました。

現在の課題図書「対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖」を使っての読書会も9回目。

継続しながら感じていることを書きつつ、この読書会についてあらためてご紹介したいと思います。

 

今回のシリーズの特徴は「対象範囲を事前に読んで話し合う」だけでなく、

①その中から自分で課題を設定して、

②1ヶ月間それに取り組み、

③その実践を言語化して、

④他の参加者からフィードバックをもらう

…という一連のプロセスを体験していただいています。

 

本を読んで、その気になっても『読んだ時だけで、その後の実践に生かせていない』

ということは誰しも経験があるかと思います。

これまでに読書会を開催していて、そこが実にもったいないなぁと感じていました。

そこで、このシリーズでは「読む回」の後に「実践シェア回」を設けて、

「やってみる」ことに挑戦するリフレクション型読書会を試みています。

 

これね…けっこう良いですよ~(手前みそですが💦)

自分で設定したはずなのに、課題をすぐに忘れちゃう🥲

でも、実践シェア回があるから、取り組まなくちゃならない…

なので、何度でも思い返すんですね。

「宿題をしなくちゃいけない」というのは子どもの頃から刷り込まれていますからね…良くも悪くも。

 

「できなかった」という報告もOKです。

できなかった要因を持ち寄ることも大切なことだと考えているからです。

「できなかった」体験からもきっと気づきがあるはず、というスタンスです。

特別なことはしなくていいし、大きな挑戦もしなくていい。

『日々のケアをちょっとだけ繊細にやってみる/眺めてみる』という態度の中に学びが生まれるんだと思うんです。

 

ケアを深める読書会では

実践をシェアした後に、いつも他の参加者からの「感想のギフト」がもらえます。

学びの実践にポジティブなフィードバックがもらえるんです。

自分ではたいしたことないと思っている関わりや、フツーにやっているケアに花丸がもらえる瞬間は

大人でも(大人だからこそ)嬉し恥ずかしな感じがしますが、自分をポジティブに俯瞰して見られる機会にもなります。

フィードバックをする側にも

その参加者の実践を「よく聴く」ことが求められるので、ひとの話を聴く練習にもなります。

まさに実践的ですね!

…というわけで、ケアを深める読書会(オンライン)の特徴をご紹介しました。

 

対話型&実践型の読書会なので、対人援助の現場の話が出ますので

参加できるのは対人援助職限定ですが、興味を持たれた方がいらっしゃったら、ご一報ください。

※現在、10月&11月の読書会参加者を募集中です。募集ページはコチラ
申し込みサイトPeatixはコチラ

また、上記のような形のリフレクション型読書会を

(ご自身の活動領域でも)やってみたいと思う方がいらっしゃったら、

やり方などをシェアしますので、お知らせくださいね♪

(やまさき)